天鏡原地区てんきょうげん

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引き潮で現れた白い砂の道(潮道)と、脱いだ草履

親洲(町の陸地)の周りに広がる、幅15 kmの浅い水域です。町の面積の9割はこの天鏡原です。

位置親洲(町の陸地)の崖の足もとから外側へ約15 km
面積約1,272 km²(町の面積の約92%)
深さ崖の足もとで3〜5 m、外縁で数十cm
島小洲(こす)11か所
住まい浅瀬に一つ家が点在(水上帳に記載)

天鏡原地区は、親洲(町の陸地)を囲む幅15 kmの浅い水域です。深さは崖の足もとで3〜5 m、沖へ行くほど浅くなり、外縁では数十センチになります。歩いて渡れるほど浅いため、「湖」ではなく「原」と呼んでいます。

風のない日は水面が鏡のようになり、空と雲と遠くの水富士を映します。風がある日は、明るい浅瀬です。

金魚と鯉

天鏡原には金魚と鯉が多く泳いでいます。大堀の大滝から水と一緒に落ちてきた発電魚が、浅く澄んだ水で増えたものです。

一つ家

浅瀬のまん中に一軒だけ家を建てて暮らしている方がいます(一つ家)。隣の家まで3 km離れていることも珍しくありません。天鏡原にお住まいの方は、床帳ではなく水上帳に記載しています。

満ち引きと潮道

天鏡原は淡水ですが、潮の満ち引きがあります。理由はわかっていません。引き潮のときには、一部に白い砂の道(潮道)が現れます。潮道の時刻は水位・潮見表でお知らせしています。

冬も凍りません

町なかの水路が凍る冬も、天鏡原は凍りません。冬の朝は、水面一面から湯気が立ちます(けあらし)。

舟と澪

大きな舟は、湖底を掘った舟の通り道(澪)しか通れません。澪の外へは、浮きをつけた小さな原舟で渡ります。天鏡原には出張所がありませんので、水番と澪係の巡回舟が窓口を兼ねています。

宿と飲食店

浅瀬には、宿や飲食店が点在しています。行き方は巡り船か宿の迎えの舟です。潮と風で遅れることがありますので、時間に余裕をもってお出かけください。

地区の風景

天鏡原の浅瀬に一軒だけ建つ高床の家(一つ家)
天鏡原の浅瀬に一軒だけ建つ高床の家(一つ家)
天鏡原の浅瀬を泳ぐ金魚と鯉
天鏡原の浅瀬を泳ぐ金魚と鯉
冬の朝、天鏡原の水面から立つ湯気(けあらし)
冬の朝、天鏡原の水面から立つ湯気(けあらし)
夕暮れの天鏡原。遠くの家の灯りが水面に映っている
夕暮れの天鏡原。遠くの家の灯りが水面に映っている

地区のお店・施設

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